2015年8月30日日曜日

羽島市総合防災訓練

 ここ数日不安定なお天気が続き、本番当日の天候が心配されましたが、やはり早朝から雨が降り続いて雨天プログラムの訓練となりました。
 午前7時、マグニチュード9の南海トラフ地震をはじめとする連動型の地震が発生し、羽島市の震度は6弱を観測、このため、市内各地で家屋の倒壊、道路の損壊、電力、通信の途絶、液状化の発生などの被害が生じたという想定で訓練が開始されました。
 主な訓練会場は竹鼻中学校、中央中学校、竹鼻小学校、中央小学校、福寿小学校の5ヶ所で、それぞれ雨天にも関わらず参加された皆さんで熱心に訓練に取り組まれました。

今年は新しく出来た羽島市役所情報・防災庁舎が対策本部となりました
2階の対策本部室に災害警戒本部が設置されました
対策本部員席に集合したメンバー
午前7時ちょうどから「シェイクアウト」訓練を全員で行う
松井市長を本部長とする災害対策本部で会議が始動
本部室のマルチ画面には集められた情報がリアルタイムに映し出される
今回はモバイル端末のカメラを利用した各会場のリアルタイム動画も映写
午前8時から始まるHUG訓練の打ち合わせをする研究会スタッフ(竹鼻中学校)
皆さんが集まる頃に土砂降りの雨が
車両からの救出訓練は大雨で運動場が荒れてしまう恐れがあるため中止されました
中央中学校では自衛隊の高機動車・軽装甲機動車が参加
隊員たちによる救出訓練が行われました
中央中学校でのHUG会場で挨拶する服部会長
HUGの説明を聞きいよいよ開始です
その頃対策本部では松井市長が対策本部長として記者会見を行いました
中央中学校で国土交通省の排水ポンプ車が排水訓練
中央小学校でのAED救急救命訓練
中央小学校でのHUG訓練

竹鼻小学校でのHUG訓練
NTT西日本、docomoによる災害伝言ダイヤルコーナー
竹鼻小学校でのAED救急救命訓練

福寿小学校ではサガミグループが炊き出し訓練に参加
さすがプロの炊き出しで「うどんが美味しい」と評判でした
訓練の終りを迎え対策本部では各会場からの終結連絡を取っていました




2015年8月24日月曜日

げんさい楽座〈第1回〉

 清流の国ぎふ 防災・減災センターが本年4月に岐阜大学に設置され、地域防災力向上を担っております。想定される局地的豪雨、南海トラフ巨大地震など巨大災害に対し、被害を軽減させるたには、地域の防災力の向上が大切であります。このような取り組みの中で、高度教育機能・研究機能を持つ岐阜大学の先生方や防災コーディネーターの皆さんと気楽に「楽座」して、防災・減災の知識の向上を目指し、地域の課題等を皆さんと語りあってみませんか。

日 時:2015831日(月)18:3020:00

場 所:岐阜大学工学部221番演習室

今回のテーマ
防災・減災に関する地域の課題を語り合おう!

 ■レクチャー
       髙木朗義(たかぎ あきよし) 岐阜大学工学部教授
       清流の国ぎふ防災・減災センター減災社会推進部門長

 ■グループワーク
  『地域課題を語り合おう』
  参加者同士による地域課題についての意見交換・情報交換

☆事前申し込み 
羽島市防災交通課のメール宛てに申し込んでください。

☆大学駐車場の案内
  *大学正門に守衛室がありますので記帳し「駐車票」を車両内部フロントガラスにみえるようにおいてください。
  *駐車場所は守衛室の係りの方にお聞きください。

主催:清流の国ぎふ防災・減災センター
            〒501-1193 岐阜市柳戸1-1 工学部棟1階 A104
            岐阜大学地域減災研究センター内
      TEL:058-293-3890 FAX:058-293-3891

2015年8月21日金曜日

羽島市総合防災訓練に参加しよう!

平成27年8月30日(日曜)に羽島市総合防災訓練が市の中部エリア会場を中心に行われます。
これは羽島市を北部、中部、南部の3つのエリアに分け、毎年各エリアが持ち回りで中心となって行う大規模な防災訓練です。岐阜県と連携して訓練を行うところもあり、文字通り総合的な防災訓練です。今年は中部エリアが中心となり、対策本部が置かれる新しく出来た「防災庁舎」を中心に、竹鼻小学校、竹鼻中学校、福寿小学校、中央小学校、中央中学校の5会場の他近接のコミュニティセンターなどが訓練会場となる大規模なものです。

今年度の訓練でも、午前7時のサイレンを合図に、羽島市内の各家庭、職場を対象に自分の身を守るためのシェイクアウト訓練を行います。これは地震の際の基本的な安全確保訓練です。地震のゆれ自体でケガすることはめったにありません。地震による死傷例の大半は家屋の倒壊や、ガラスの破片や落下物が原因です。安全な場所へ避難しようと長距離を移動することによりケガする例がもっとも多く、避難の際の移動距離を最小限に留めることがとても重要です。
シェイクアウトの安全確保行動1-2-3「まず低く、頭を守り、動かない」
午前7時に南海トラフ大地震が発災したという想定で訓練が始まります。
市役所の防災庁舎に災害対策本部が設置され、ここが中心となって各訓練会場との連絡を行い指示を出していくこととなります。
羽島市役所 情報・防災庁舎
昨年の対策本部の様子

午前8時からは各会場でそれぞれ防災訓練が行われます。
竹鼻小学校

中央小学校

福寿小学校

竹鼻中学校

中央中学校

各会場にて行われる主な訓練としては

初期消火訓練
救助訓練
水防訓練
避難所開設訓練
災害用トイレ組立訓練
搬送訓練
炊き出し訓練
救急救命訓練
HUG(避難所運営ゲーム)
・災害伝言ダイヤル利用訓練
・ペット同行避難訓練
・自衛隊ホイスト救助訓練
・岐阜県警救助訓練

などが予定されています。
(リンク画像は他の訓練のものです)

いざという時のために、あなた自身のために、是非訓練にご参加ください。

→ 羽島市公式ホームページ





2015年8月9日日曜日

第2回フォローアップ研修会

 猛暑日の続く中、8月9日(日曜)午前9時から羽島市防災ステーションに於いて『第2回フォローアップ研修会』が開催されました。
 羽島市防災研究会のメンバー有志が集まって、前半はまずは炊き出しに使うハイゼックスを使用したご飯の作り方、そして実際に避難所で使用する器材である仮設トイレ・簡易トイレの組み立て設置、パーティションの組み立て、バルーン投光機の組み立て設置、それと搬送方法の習得と実技を行いました。後半は8月30日開催予定の羽島市総合防災訓練の各会場で行われる『HUG』の指導員としての訓練を集中して行いました。
 酷暑の中、熱心に訓練に取り組んでいただいた皆さまに感謝申し上げます。


下中町石田にある『羽島市防災ステーション』が今回の会場
受付けで資料を受け取り大ホールへ
午前9時より服部会長の挨拶で始まりました
まずは全員が各自一つずつハイゼックスにお米とお水を適量入れ密封
他の訓練をしている間に玄関前に設置したガス大鍋で茹で上げます
仮設トイレの組み立て
目隠しのテントで覆い完成です
意外に組み立て設置作業に時間がかかります
物干し竿と衣服を使った簡易タンカでけが人の搬送訓練
物干し竿に毛布を巻きつけ実際に人を乗せて運搬訓練
停電時に活躍するバルーン投光機の組み立て
発電機で電気を供給するとバルーンが膨らんで光ります
広げて立てるだけでパーティションが即完成
ファミリー用のプライベート空間が確保できます
大鍋では約30分でご飯が炊き上がりました
後半は2階でHUGの研修会
2つのグループに分かれて会場ごとに打ち合わせと練習
訓練を終えた人全員に炊きあがった炊き出しご飯をお持ち帰り頂きました
総合防災訓練でのHUG司会者の最終打ち合わせ
羽島市防災研究会のユニフォームも販売
当日、ユニフォームを受け取れなかった方は、羽島市役所・防災庁舎の防災交通課窓口へ直接お訪ねください。料金と引き換えにお渡ししております(現在Sサイズは品切れです)。