2016年8月28日日曜日

羽島市総合防災訓練

 毎年8月の最終日曜日に開催されている『羽島市総合防災訓練』ですが、羽島市を大きく北部、中部、南部の三つの地区に分けて、順番に実施しています。
 今年は南部地区(堀津町、上中町、下中町、桑原町)の堀津小学校、中島小学校、中島中学校、桑原中学校、防災ステーションの5会場で訓練が行われました。
 午前7時に防災行政無線「広報はしま」で「緊急地震速報」が放送され、シェイクアウト訓練を行いました。
 訓練はマグニチュード9の南海トラフ地震をはじめとする連動型の地震が発生し、羽島市の震度は6弱を観測、このため、市内各地で家屋の倒壊、道路の損壊、電力、通信の途絶、液状化の発生などの被害が生じたという想定です。
 午前8時から各訓練会場で訓練プログラムが始まり、羽島市防災研究会のメンバーが各会場で『HUG』の指導・サポートを行いました。

■情報・防災庁舎
発災時に拠点となる『羽島市役所 情報・防災庁舎』
防災庁舎の屋上には自家発電設備が設置され発災時でも庁舎とサーバーに電気を供給
2階の災害対策本部室に災害警戒本部が設置されました
松井市長を中心に対策本部会議が招集されました
午前7時の緊急地震速報でシェイクアウト訓練
対策本部の情報集約班により市内各地の情報が報告されていきます
防災ステーションからのリアルタイム映像を対策本部で確認
対策本部の記者会見

■堀津小学校
HUG会場の図工室で研究会のメンバーが事前打ち合わせ
『レスキュー・クロスはしま』のメンバーも打ち合わせ
午前8時から開会式が行われました
エコノミークラス症候群にならないようストレッチを体験
避難所でのプライバシーを保つパーティションを体験
体育館の避難所見取り図に避難者カードを並べていきます
次々に読まれるカード(押し寄せる避難者)に難しい対応を迫られます
■中島中学校
炊き出し会場
簡易担架による搬送訓練
AEDを使った救急救命訓練
HUG会場の技術室ではゲームも終盤に


閉会式に臨む研究会のメンバー

■中島小学校
HUG会場の図書室ではカードの読み上げが進んでいます
ゲームも佳境に入り熱心な議論が続きます
胸骨圧迫を体験
いろいろな簡易トイレの組み立てを体験
女性だけのグループで簡易担架で人を運ぶ体験
羽島市の給水車が各会場を回って給水訓練を行いました

■桑原中学校
HUG会場でのゲームの事前説明
テーブルには避難所となる体育館の縮尺図面と学校施設の資料が
AEDを使った救急救命訓練
簡易トイレの組み立て訓練
簡易担架による搬送訓練
避難者カードを読み上げてそれぞれ協議して配置していきます
ハイゼックスを使った炊き出し訓練

■防災ステーション
羽島市防災ステーション

レスキュークロスはしまの指導で救急救命訓練
NTTの協力で災害用伝言ダイヤルの利用法を体験
電話線が途絶した場合でも衛星電話で通信します
発災時は土木管理課が市内施設の被害状況をドローンで撮影する
対策本部長が避難所を視察
HUG会場を視察する松井市長
テーブルによって通路の設定や各カードの対応に違いが出てHUGも奥が深いです





2016年8月23日火曜日

第三部会

 8月22日(月)午後7時から情報・防災庁舎で第三部会の会合が行われました。
 今回は「避難所運営懇話会」立ち上げの進捗状況が報告され、今後の活動方針などが検討・確認されました。
 当面、竹鼻小学校の校区内の自治会のうち竹鼻コミュニティセンター管内の自治会を中心に避難所運営の重要性を認識していただき、避難所運営懇話会を形作っていくという方針が確認され、自治会、各種団体の役員の皆さんとの交渉に当たることとなりました。
  また、堀部会長をサポートするため岩山氏に副部会長を、林氏に書記をお願いすることとなり全会の承認をいただき、体制を強化して進める形となりました。

堀部会長から交渉過程などの報告がされました
メンバーでどうやって進めていくかを議論しました


2016年8月11日木曜日

第2回フォローアップ研修会

 今年から「山の日」として祝日となった8月11日(木)にはしまコミュニティセンターにおいて第2回フォローアップ研修会を開催しました。
 会場には40名ほどの会員が集まって羽島市総合防災訓練の各会場で行うHUGの指導員としてのスキルアップを行いました。

会場のはしまコミュニティセンター
受付でお茶を受け取り会場へ
服部会長のあいさつとゲームの説明
最初の避難者カードを読み上げます
各テーブルで通路をどうするかなど協議が始まりました
続々と避難者を収容していきます
ゲームを終え各テーブルで反省会を行い結果の発表を行いました

ペットの扱いなど問題点を話し合いました