2016年11月16日水曜日

第2回竹鼻小避難所運営懇話会

 11月16日(水)午後7時から竹鼻コミュニティセンターで第2回目の避難所運営懇話会が開催されました。
 11月7日(月)に竹鼻小学校の防災備蓄倉庫の点検・調査が行われたことが報告され、それを踏まえて小学校の施設を避難所として利用する際のルールなどが検討されました。基本的には体育館がメインの避難所となるのですが、それ以外にも炊き出し所、ごみ集積所、簡易トイレ設置区域、洗濯場、汚物置き場などいろいろな施設の専有が必要となってくることを想定し、子どもの学校生活への配慮と避難者の生活への配慮をどう調整するかが課題です。
 また学校施設の見取り図を元に具体的な居住スペース、パブリックスペースなどの区割り、各施設の鍵の管理などについても検討されました。
 12月も引き続きこうしたルール作りを深めていくこととなりました。









2016年11月13日日曜日

羽島市防災コーディネーター フォローアップ研修会

 11月13日(日)午前10時から羽島市福祉ふれあい会館にて羽島市防災コーディネーターを対象とした『フォローアップ研修会』が開催されました。
 今回は『清流の国ぎふ 防災・減災センター』の高橋広昭氏、未来塾生の平岡守氏、井手行信氏が講師として講演されました。
 最初に羽島市危機管理課の加藤課長からの挨拶があり、続いて「多様な防災人材の育成とネットワークづくり」というテーマで高橋氏の講演、そして無線技術に精通している平岡氏による「多くの事例が語る 災害に強い無線通信」というテーマで災害時の通信方法の確保の重要さを講演されました。最後に井手氏による「私達が今できること」というテーマで防災コーディネーターとしてまず自助の重要性と身近なコミュニティから啓発活動を持続的に続けて地域全体の防災スキルアップを目指す大切さを講演してもらいました。

羽島市防災コーディネーターの皆さんが受講
防災・減災センターの活動を報告する高橋氏
無線通信について講演する平岡守氏
東日本大震災の時に活躍した無線団体のビデオが紹介されました
無線機と電話との違いなどを無線機を手に実演
「自助は防災の基本」を熱弁する井手氏
自分たちの活動を紹介しながら防災士の心構えを訴える
最後の質疑応答で本巣市の方から羽島市の取り組みへの賛辞を述べられました


新井区防災訓練

 11月13日(日)正木町新井区の防災訓練が行われました。
 今回の訓練は安否確認が第一目的ということで『白いタオル運動』を取り入れた被災時の新井区全域の安否確認の訓練を実施しました。
 新井区には全部で38の班がありますが、あらかじめ配布しておいた各班のチェックリストを持って班長さんがサポーターと一緒に自分の班内をチェックして歩き、「我が家は大丈夫」という合図の白いタオルを確認し、タオルの出ていないお宅は声掛けをして安否確認を行いました。
 新井公民館に設置した本部へ続々と確認結果が報告され、すぐに結果が集計されて配布されました。
 最後に本部長の挨拶で白いタオルの掲示率が発表され8割以上のお宅がタオルを出してもらえたことが報告され新井区の防災に対する意識が高いことが窺えました。


新井公民館が対策本部です
郵便受けに白いタオルが
非常に分かり易い掲げ方です
お店の郵便受けにもタオルが
アパートのドアノブにもタオルが掛けられていました
チェックリストを片手に町内を巡回します
本部に調査結果が報告され書き込まれていきます
その場で入力し掲示率などの集計結果を印刷します
タオルが出てた家を黄色く塗り潰し視覚的にタオルのない地区を見つけます
安否確認の調査・集計が終わってから防災講座が開催されました
最後は乾パンを配布して訓練を終えました





2016年11月6日日曜日

災害ボランティアセンター開設・運営訓練

 11月6日(日)午前9時30分から羽島ふれあい会館で災害ボランティアセンター受付・運営訓練が開催されました。
 今回は全体をA・B2つのグループに分け、受け入れる運営側とボランティアとして参加する側に扮し体験しました。午前中は発災からある程度落ち着いた段階の想定で、個人のボランティアが訪れた想定、午後は発災後の混乱期でニーズが限定的で団体のみの受付けをしている想定で訓練を行いました。
 限られた人数と限られた時間での訓練ですので、細かいところまでは出来ない部分はありましたが、それでも実際に開設・運営するのにはかなり難しいところがあるのが実感できました。
 最後にいろいろ改善点が指摘され、今後の運営マニュアルの改善が期待されます。

会場の羽島市福祉ふれあい会館
最初に訓練内容の概要のオリエンテーリング
まずボランティアの方にシートに記入してもらいます
受付でお名前の他、特技、資格などを確認します
要請のあった活動とボランティアグループのマッチングを行い差配します
機材貸出係は機材カードでシミュレーション
活動を終え報告書を提出して終了です
最後に各係のグループごとに改善点をまとめて発表しました