2015年6月26日金曜日

火山列島


現在、次の火山に「警報」が出されています。

1.口永良部島(鹿児島県):噴火警報(居住地域)噴火警戒レベル5(避難)
2.御嶽山(長野と岐阜の県境):噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル3(入山規制)
3.桜島(鹿児島県):噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル3(入山規制)
4.浅間山(群馬県):噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル2(火口周辺規制)
5.箱根山(神奈川県):噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル3(火口周辺規制)
6.吾妻山(福島と山形の県境):噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル2(火口周辺規制)
7.阿蘇山(熊本県):噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル2(火口周辺規制)
8.草津白根山(群馬県):噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル2(火口周辺規制)
9.霧島連山の新燃岳(宮崎と鹿児島の県境):噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル2(火口周辺規制)
10.諏訪之瀬島(鹿児島県):噴火警報(火口周辺)噴火警戒レベル2(火口周辺規制)
11.西之島(小笠原諸島):噴火警報(火口周辺)入山危険
12.硫黄島(小笠原諸島):噴火警報(火口周辺)火口周辺危険
13.福徳岡ノ場(南硫黄島付近の海底火山):噴火警報(周辺海域)周辺海域警戒

 
2014年9月の御嶽山噴火   2015年5月の口永良部島新岳の噴火

改めて火山の多い国だなあと思い知らされます。




2015年6月22日月曜日

東京・災害食グランプリ

6月20日、21日の二日間にわたって東京の墨田区ふれあい広場で『東京・災害食グランプリ』が開催されました。昨年から始まった防災事業で日本の優れた災害食・防災食を食育関係者に広めるとともに、一般にもより身近に最新の非常食を知ってもらうことを目的としています。


水なしでカレーOKの「備蓄王」1位 都内で災害食グランプリ(産経新聞)
http://www.sankei.com/life/news/150621/lif1506210047-n1.html

災害時に役立つ防災食を食べて投票しよう!(防災安全協会)
http://bousai-anzen.com/2460.html


今年のグランプリには『備蓄王』が選ばれました。これは5年間保存でき、水も火も食器もない状況でヒモを引っ張るだけで簡単に温かいカレーが食べられるという優れもの。

「HOT!ぐるべん」備蓄王非常食研究所)



防災安全協会の斎藤実理事長(66)は「災害食のおいしさを気づいて、いざというときに備えて、備蓄するきっかけになって」と訴えていた。(産経新聞)

★出品メーカー:アルファフーズ(株)、アルファー食品(株)、(有)稲荷堂本舗、(株)エコソリューション、(株)オガサワラ、ザ・パッド(株)、(株)ジオナ、(有)菅原商会、ハウス食品(株)、(株)非常食研究所、(株)ホットアイアース、他 (50音順)



2015年6月20日土曜日

レッドサラマンダー

全国に1台しかない全地形対応の消防車両「レッドサラマンダー」が愛知県の岡崎市消防本部に配備されているのをご存知でしょうか。
一般車両では走れない荒れ地や段差、がれきの上に加え、水深1・2メートルまでは走行できる。こうした特長を生かし、全国の大規模災害の現場への出動を見込んで配備されたのですが、実際に被災地に出動したことはまだないそうです。
しかし予想される『南海トラフ巨大地震』に備えて隊員たちは日々の整備や訓練を重ねていて、昨年は自衛隊のC-130輸送機で石川まで飛んで訓練に参加したそうです。

『レッドサラマンダー』
水陸両用で瓦礫の中でも進みます
小牧の名古屋空港まではトレーラーで移動
C-130の格納庫へ
水深1.2mまでは大丈夫




2015年6月18日木曜日

救命講習(心肺蘇生法・AED等)のご案内

 目の前で家族が倒れたら、あなたは愛する人を救うことができますか?
居合わせた人により応急手当をすることができたら、命を救える可能性が高くなります。もしものために、ぜひ受講しておきましょう。

羽島市消防本部からのお知らせ

平成27年度 救命講習予定表

2015年6月17日水曜日

フォローアップ研修会

7月12日(日曜日)の午後1時からフォローアップ研修会が開催されます。
防災研究会の会員の皆さん、そして現在「羽島市防災コーディネーター養成講座」を受講中の皆さんも奮ってご参加ください。

日時 : 平成27年7月12日(日)午後1時~
会場 : 下中コミュニティセンター(羽島市下中町城屋敷318-1)

今回の研修内容はHUG(避難所運営ゲーム)の指導員としてのスキルアップです。
下記のドキュメントで予習していただければ当日の研修がスムーズに進むと思いますので是非ご参照ください。

HUGのカードと取扱説明書
関連ドキュメント

HUGシナリオ(HPC向け)

総合防災訓練進行


関連サイト

HUGって何?

ゲームのしかた


関連動画

避難所運営ゲーム HUG(ハグ)をやってみよう!

宮崎県防災士ネットワーク避難所運営訓練

避難所運営マニュアル



2015年6月11日木曜日

『特別警報 3年目の課題』

今年も梅雨のシーズンに入り大雨のニュースを聞くようになりましたが、一昨年から導入された「特別警報」。この警報をどう理解し対応したらいいのか?いろいろ課題があるようです。

時論公論 『特別警報 3年目の課題』 NHK総合

関東甲信地方までが梅雨入りし、日本列島は今年も雨の季節を迎えました。
このところ記録を塗り替えるような猛烈な雨が各地で観測されるようになり、気象庁は一昨年から、特別警報を発表して最大限の警戒を呼びかけています。
しかし特別警報の対象となった自治体や住民からは“わかりにくい情報”だという声が聞かれます。今晩は、この2年間に発表された特別警報を検証し、なぜ特別警報がわかりにくいのか、どうすればいいのかを考えます。




2015年6月8日月曜日

AED新システムの実証実験へ

愛知県尾張旭市でスマートフォンのアプリを使ってAEDを活用するシステムの実証実験が7月から行われることになりました。
新しいシステムは、京都大学などと協力して開発が進められてきたもので、消防の指令センターに心停止が疑われる通報が入ると、スマートフォンのアプリを使って倒れた人の位置と近くのAEDの設置場所を示す地図を消防職員や消防団員に配信する仕組みになっています。
来年3月まで実証実験が行われ、その後本格的に導入されていくことになると思われます。



AED新システムの実証実験へ NHK東海NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150608/5332881.html


AED SOS
http://aedsos.strikingly.com/

京都大学とCoaido(コエイド)、心停止者救命時の救助者要請アプリ「AED SOS」開発の共同研究を開始 2014年8月7日
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000010906.html


AED SOS(α版) Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=4kzyZxM9J1M




2015年6月7日日曜日

羽島市防災コーディネーター養成講座スタート

今年で第3次となる羽島市主催の「防災コーディネーター養成講座」がスタートしました。
これまでに110名以上の羽島市コーディネーターが誕生していますが、今年も更に登録者が増えて、市民の防災に対する心構えや防災訓練に対するサポートが強くなればと思っています。
今年も60名ほどの受講者がふれあい会館で行われる講義に熱心に取り組まれており、初日の6月7日の午後に少しお時間をいただいて「羽島市防災研究会」の紹介を兼ね服部会長がご挨拶させていただきました。
受講生の皆さん、頑張って防災コーディネーターを目指してください。

会場のふれあい会館
服部会長が防災研究会を紹介しご挨拶
防災交通課の林課長がスケジュールその他を説明
受講生の皆さん




2015年6月1日月曜日

口永良部島噴火 犠牲者ゼロの理由

5月29日、鹿児島県屋久島町の口永良部島で爆発的噴火が発生、島民約130人に対し島外への全島避難指示が出されました。
口永良部島は人口も少なく島には警察官や消防士が常駐していませんので、地元の消防団員が避難のサポートをします。


昨年8月の噴火を受けて島全体に防災意識が高まり避難訓練を実施しており、特に小中学校では抜き打ちも含め5回以上避難訓練を行ってきました。生徒数が少ないため全員を教職員の自家用車で避難所まで運ぶことが全島的に周知徹底され、大人たちは子供を学校に迎えに行くことなく即座に避難所に向かう取り決めとなっていました。


学校の教職員は車を駐車する際、全車両が迅速に出発できるように避難路の町道に向けて駐めていたおかげもあって全員が3分以内に学校から避難できたそうです。




避難所に向かう町道は1本だけで全ての避難者がその幹線道路を通るため、車のないお年寄りなどは幹線道路まで歩いて出てそこでピックアップしてもらう取り決めになっていました。

こうした実践的な避難訓練のおかげで迅速に全島民が避難でき早い段階で(噴火から1時間半後には)全員の安否確認が取れました(お一人が火砕流による火傷を負い、気分の悪くなった方と一緒にヘリで病院に運ばれました。また島の南東側の一部の地区は海保の船で直接島外へ避難しました)。

地元の人たちの「防災意識の高さ」が今回の迅速な避難を可能にしたと思います。いろいろ教訓となる点があると思います。

口永良部島噴火 犠牲者を1人も出さなかった一番の理由
http://www.iza.ne.jp/topics/events/events-7008-m.html