2019年12月19日木曜日

女性部会第2回会議

 令和元年12月19日(木)19時より情報防災庁舎2階にて羽島市防災研究会女性部会が開催されました。
 女性会員、役員その他で約20名ほどの参加者が集まりました。
 会議では今後「女性部会」としてやりたい活動内容など各々発言していただきました。 停電を経験した時に教えてもらった冷凍食品の活用や、お餅を常備するなど、 様々な知恵や工夫を学びたいし、またそれを広く皆さんに紹介していきたい。また、けがの手当てや応急処置を学びたい、認知症のお年寄りの対応の仕方を学びたい、社協で認知症講座を依頼してみてはどうかとか、トイレの作り方や使い方を知らない人がまだまだ多いので水害時の対策の仕方も含めて紹介し続けなくてはいけない・・・ などなど他にも多くの意見が飛び交いましたが、まずはいろいろな震災食を作ってみることになりました。
 女性部会だから出来る、女性部会にしか出来ない防災が形になっていくのが楽しみです。(李)





2019年12月6日金曜日

ボランティア・市民活動フェスティバル2019

 12月6日(金)12時30分から不二羽島文化センターで「岐阜県ボランティア・市民活動フェスティバル2019」(主催:社会福祉法人 岐阜県社会福祉協議会)が開催されました。
 13時より全体講演で加留部孝行氏(日本ボランティアコーディネーター協会理事・運営委員、九州大学大学院統合新領域学府客員准教授)が「いっしょにやる、ということ~ボランティアが生み出すチカラをまちのチカラへ~」と題して講演され、地域のボランティアがつながることで何かが変わる無限な可能性がある。「自助・近所・共助・公助」お互い様、顔見知りの関係が未来を拓く新たな地域のつながりとなる。また、関係構築のために「聴く」「話す」という対話が求められている。と私たちボランティア活動の基本姿勢を提唱されました。
 その後、各会場に移動し分科会。第三分科会において、岩井慶次氏(清流の国ぎふ防災・減災センター)をコーディネーターに迎え、「いま、私たちにできること~災害時の助け合いから普段の福祉活動~」のテーマで講演。
 そして羽島市防災研究会の林和子理事から「防災コーディネーターとしても活動~いざという時の準備と心構え~」と題し、当会の発足経緯から「女性部会の発足」紹介、「地域へ家具転倒防止や携帯トイレ」・「防災マン」の出前講座、先日の「羽島市総合防災訓練」協力など活動報告が行われました。
 続いて下呂市金山第2区の山口区長、河尻防災委員長から、昨年の河川氾濫の経験を教訓に防災への取り組みを発表されました。金山は山に囲まれており土砂崩れによる道路の寸断で陸の孤島となり、公的な援助も遅れる可能性があり、自助・共助を強化するために、また自主防災組織の役員・メンバーが一年交代で変わってしまい、実際に災害が起きた時にはしっかり担えない問題があり、何とか持続的な防災組織運営を目指した「区民レスキュー隊」を結成する運びとなりました。
 私たち防災研究会は、地域の自主防災組織に協力していけるように、より知識を身につけ、スキルアップする必要があると感じました。(北出・李)

不二羽島文化センター
開会式
第3分科会の会場の401会議室
防災がテーマの第3分科会
大勢の参加者が熱心に受講


2019年12月3日火曜日

総合防災訓練検討会

 12月3日(火)午後7時より上中コミュニティセンターで先月11月10日に行われた羽島市総合防災訓練の参加者による訓練内容の検討会が行われました。
 今回、研究会のメンバーはHUGの指導と備蓄倉庫の資機材の使用法の説明、避難所運営の説明などを担当しましたが、HUGと資機材説明の2つのグループに別れ、それぞれ自分たちの体験に基いて意見交換をしました。
 訓練の時間枠の短さ、予定外の受講人数、事務的連絡不足など検討事項が指摘されました。
上中コミセン2階の集会室
資機材担当者グループ
HUG担当者グループ





2019年12月1日日曜日

防災コーディネーター・フォローアップ研修会

 12月1日(日)午前10時から羽島市福祉ふれあい会館で「災害伝承10年プロジェクト」語り部である岩手県陸前高田市地域女性団体協議会、佐々木美代子氏をお招きし、「3・11あの時どんな対応を迫られたか(女性の視点で)」と題し、羽島市防災コーディネーターフォローアップ研修会(羽島市役所の主催)が開催され、約60名の参加者が熱心に受講しました。
 平成23年3月11日東日本大震災の発生当時、どのような行動をとったのかの情報をまとめられ、当時の写真を交えながら早期避難の重要性を語られました。 3月の東北の残寒厳しい中、激しく繰り返す余震。震災直後より日常生活に必要なすべてを流出・破壊で失い、鎮痛な被災者、声など出ない重苦しさの中、女性の視点が避難所生活の暮らしを明るく変化させた経緯をご自身の体験から紹介されました。
 最後に、組織運営について避難計画立案、予防・対策案、避難所運営の検討段階から、弱者と言われる方の参加や女性の参加の必要性を提案されました。(北出)

羽島市福祉ふれあい会館
会場の2階地域ふれあいスペース
講師の佐々木美代子氏
女性の視点の重要性を強調されました