12月6日(金)12時30分から不二羽島文化センターで「岐阜県ボランティア・市民活動フェスティバル2019」(主催:社会福祉法人 岐阜県社会福祉協議会)が開催されました。
13時より全体講演で加留部孝行氏(日本ボランティアコーディネーター協会理事・運営委員、九州大学大学院統合新領域学府客員准教授)が「いっしょにやる、ということ~ボランティアが生み出すチカラをまちのチカラへ~」と題して講演され、地域のボランティアがつながることで何かが変わる無限な可能性がある。「自助・近所・共助・公助」お互い様、顔見知りの関係が未来を拓く新たな地域のつながりとなる。また、関係構築のために「聴く」「話す」という対話が求められている。と私たちボランティア活動の基本姿勢を提唱されました。
その後、各会場に移動し分科会。第三分科会において、岩井慶次氏(清流の国ぎふ防災・減災センター)をコーディネーターに迎え、「いま、私たちにできること~災害時の助け合いから普段の福祉活動~」のテーマで講演。
そして羽島市防災研究会の林和子理事から「防災コーディネーターとしても活動~いざという時の準備と心構え~」と題し、当会の発足経緯から「女性部会の発足」紹介、「地域へ家具転倒防止や携帯トイレ」・「防災マン」の出前講座、先日の「羽島市総合防災訓練」協力など活動報告が行われました。
続いて下呂市金山第2区の山口区長、河尻防災委員長から、昨年の河川氾濫の経験を教訓に防災への取り組みを発表されました。金山は山に囲まれており土砂崩れによる道路の寸断で陸の孤島となり、公的な援助も遅れる可能性があり、自助・共助を強化するために、また自主防災組織の役員・メンバーが一年交代で変わってしまい、実際に災害が起きた時にはしっかり担えない問題があり、何とか持続的な防災組織運営を目指した「区民レスキュー隊」を結成する運びとなりました。
私たち防災研究会は、地域の自主防災組織に協力していけるように、より知識を身につけ、スキルアップする必要があると感じました。(北出・李)
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不二羽島文化センター |
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開会式 |
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第3分科会の会場の401会議室 |
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防災がテーマの第3分科会 |
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大勢の参加者が熱心に受講 |