関東大震災が1923年(大正12年)9月1日に発生したこと、また台風が多く来ると言われる二百十日に当たることから「災害への備えを怠らないように」との戒めも込め9月1日が『防災の日』と定められています。
今年の政府の総合防災訓練は、午前7時すぎに、都心南部の直下を震源とするマグニチュード7.3の大地震が発生し、東京の都心を含む関東南部の広い範囲で甚大な被害が出たという想定で行われ、閣僚らが徒歩で総理官邸に参集し対策本部が設置された。午前9時からは、安倍総理大臣が訓練のための記者会見を行って、国民に対して落ち着いた行動をとるよう呼びかけました。
その他全国各地で様々な防災訓練が行われ、愛知県ではドローンを使って被災したビルに取り残された人を発見して消防隊員が救助する訓練も行われました。余震が続く中壊れる恐れがあるビルの上層階に昇って被災民を探す作業は危険で時間がかかりますが、ドローンを利用すると安全に短時間で捜索することが出来、効率的に救助作業を行うことが出来ます。
また、東京都では全都民に『東京防災』という防災ブックを郵送して都民の防災意識の啓蒙を図っています。この防災ブックはインターネットに公開されており、全てのページを見ることが出来ます。
都民に向けた本ですが、内容は誰にでも役立つ防災情報が満載なので、是非一度目を通しておくことをお薦めします。
→ 東京防災ブック
画面左側にメニューを表示すれば見たいページに簡単に移動できます。
(マスコットキャラクター:防サイくん)