12月11日(日曜)午前9時から海津市の海津総合福祉会館で『災害図上訓練(DIG)指導者養成講座(地震編)』が開催されました。
これは清流の国ぎふ防災・減災センターの主催で、講師は岐阜大学非常勤講師の西田重成氏が担当され、少し新しい形のDIG講座となりました。
大きな災害に遭遇した場合ほとんどの地域が経験したことのない様々な状況に追い込まれ対応がなかなか進まないことが知られるようになりましたが、実際にそうした状況に対応すべく訓練・体制作りを行っているところは少ないです。
まずは図上で被災に伴って発生する様々な問題に対して、限られた防災用の資機材を少ない防災組織の人員でどう対応するのかをシミュレーションしていきます。
次々に起きる不測の事態に非常時の適切な決断の難しさ、大切さが実感できる訓練でした。
|
海津総合福祉会館ひまわり |
|
会場は2階の研修室 |
|
講師の西田重成氏 |
|
DIGの概要を説明してからグループごとにそれぞれ訓練します |
|
今回は4つの班からなる200世帯くらいの地域を想定 |
|
各シミュレーションごとにグループリーダーが対応を発表 |
|
最後にグループのリーダーが自分たちの不測の事態の対応を発表 |
|
終りにに平岡守氏が携帯電話が使えない状況下での無線機の重要性を指摘 |