2018年8月26日日曜日

羽島市総合防災訓練

 8月26日(日)午前7時に羽島市全域で大地震を想定した「シェイクアウト訓練」が実施されました。これは地震の際、身体の姿勢を低くし、頭を守り、揺れが収まるまでじっとしているという訓練です。市役所情報・防災庁舎に設置された災害対策本部に参集したメンバーも広報はしまのサイレンを合図に一斉に机の下に頭を隠してシェイクアウトを実践しました。
 続いて発災後6時間経った状況想定で対策会議をシミュレーションし、各課の報告・確認などが行われた。そしてメディアへの報告記者会見を松井市長が行いました。
 市内中部地区の5つの学校では各地域の自治会を中心に住民が集まってそれぞれ防災訓練を実施しました。
 午前8時から体育館に集合し開会式を行い、その後グループに別れて各種の訓練を行いました。主な訓練は研究会員が担当したHUG訓練、携帯トイレの使い方、そしてAEDを使った救急救命訓練、簡易担架を使った搬送訓練、倒壊家屋からの救出訓練、炊き出し訓練など多岐に渡りました。
 非常に暑い訓練日となり、体育館の中も蒸し風呂のようになり、皆さん汗をかいての訓練となりました。
 午前9時40分には閉会式となり訓練は無事終了しました。

■災害対策本部
晴天の中総合防災訓練が実施されました
防災庁舎に集まった対策会議のメンバーと議員・役員方
サイレンを合図にシェイクアウト
次々に各課の報告が行われました
市長の記者会見
■竹鼻小学校
午前8時から開会式
水洗トイレが使えなくなっても凝固剤とビニール袋で携帯トイレに
凝固剤の具体的な使い方を説明
気道を確保し人工呼吸
家庭科室ではHUGの訓練
通路を確保し避難者カードを並べていきます
避難所をどのように運営するのか体験

■福寿小学校
体育館の中は蒸し風呂状態
救急救命訓練で胸骨圧迫に挑戦
研究会のメンバーが携帯トイレの指導
家庭のトイレを水を流さないトイレとして使う方法を説明
理科室ではHUG(避難所運営ゲーム)が行われました
避難者カードを図上に並べていきます
暑い中熱心にHUGに取り組む皆さん

■羽島高校
災害救助犬も参加しました
崩れた家屋の中に人がいるかを救助犬が捜索します
救助犬の活動内容を説明
体育館では携帯トイレの説明が
凝固剤でし尿を固めて可燃ごみとして処理する方法を学ぶ
多目的ルームでは初めての人にHUGの要領と意義を説明
皆さん熱心に取り組んでいました

■中央小学校
体育館では携帯トイレの使い方の講習
凝固剤で固めたものをまとめて可燃ごみとして処理することを説明
家庭科室ではHUGの説明が行われています
体育館の平面図にカードを並べていきます

■中央中学校
体育館1階の金工室でHUG訓練
学校の敷地図や体育館の平面図に書き込んでいきます
体育館2階では携帯トイレの説明が
断水や下水道の破損で水洗トイレが使えない時の対策を学びました
9時40分には閉会式となり無事終了しました

2018年8月21日火曜日

小熊保育園『ぼうさいマン』

 8月21日(火)午前10時から小熊保育園にて『ぼうさいマン』の公演を行いました。
 園児たちに防災教室ということで、1時間いろいろ学んでもらいました。
 まず、自分の部屋が地震の時に危なくないか、倒れる本棚やタンスがないか、おもちゃが床に転がっていて夜中に停電した時に踏んでケガをしないかなど、部屋の模型を使って普段から出来る防災対策を学びました。
 そして紙芝居を寸劇にした『ぼうさいマン』を披露。地震の時には頭を守ること、津波の時は高い所へ走って逃げること、火事の時は消防車を呼んで水をかけることを学びました。
 最後はクイズ形式で雷が鳴った時や天ぷら油の火災が起きた時、デパートで地震が起きた時など、どんな行動をしたらいいのか学びました。
 園児たちはどうしたらいいのか真剣に考えながら、防災について学んでいました。

大橋自治会長のあいさつ
小熊新生防災会の疋田さんのあいさつ
最初にお部屋の模型で地震の備えについてみんなで考えた
地震の時に倒れる家具はないかな?
ホールで紙芝居をプロジェクターで投影
「あたまを守るんだ!」とぼうさいマンが叫ぶと園児たちも手を頭に
カージンが迫ると悲鳴を上げる園児も
みんなで手をつないで「ぼうさいマン体操」を歌いました
防災クイズで正しい行動を学びました
最後に渡邊園長が子供たちに防災の大切さをお話して終了しました

2018年8月19日日曜日

フォローアップ研修会

 8月19日(日)午後2時から羽島市福祉ふれあい会館でフォローアップ研修会が新会員も含めて50名ほどが参加して開催されました。
 今回の研修ではこれまで防災研究会が取り組んできた啓発活動の内容を知っていただくためにカテゴリごとにそれぞれの担当者が実演・講義する形で4つのブースに分かれて順番に研修していただきました。
 1つ目は羽島市で起きると心配されている地震の際の液状化現象についての講義・実験の披露、家具転倒防止のデモ・キットを使った説明コーナー。
 2つ目は防災クラフトコーナーでビニール袋(ゴミ袋)を利用したレインコートや、ペーパータオルを使ったマスクなど、手近な素材を利用したクラフトワーク。
 3つ目はビニール袋と凝固剤を利用する携帯トイレの使い方と、新聞紙を折って作る万能袋。
 そして4つ目は子どもたちを対象とした『ぼうさいビンゴ』や『ぼうさい駅伝』などのぼうさいゲームや『ぼうさいマン』などの紙芝居などの体験コーナー。
 各コーナーの研修を通して防災研究会の活動内容をご理解いただけたと思います。

羽島市福祉ふれあい会館
新会員を含め50名ほどのが参加
■液状化現象と家具転倒防止
液状化のメカニズムを解説
実際の映像を見て被害の実態を学ぶ
実験装置で液状化現象を実際に見てみる
いろいろな形態の砂を用意
地震の揺れによる家具転倒を実演
セットで転倒防止の対策、対策グッズを紹介
壁裏センサーで「間柱」や「当て木」を確認
■防災クラフト
ゴミ袋に線を引き切り込みを入れる
簡易雨具の完成
キッチンペーパーを折って加工
マスクが完成
■携帯トイレ
新聞紙を折って袋を作る
便器にビニール袋をセットする方法を学ぶ
実際に体験
凝固剤が固まるのを体験
■ぼうさいゲーム
ぼうさいビンゴ
ぼうさい神経衰弱
ぼうさい駅伝
紙芝居「ぼうさいマン」の防災マン体操を実演

最後に会長のあいさつで無事研修も終わりました