2015年11月30日月曜日

曲利防災会&羽島須賀自主防災会 合同訓練

平成27年11月29日
羽島市正木町須賀赤松地内広場にて

「自助が原則。自分の身は自分で守る。家族の身は自分で守る。自助を前提としての助け合い(共助)」を基本方針とする「羽島須賀自主防災会」と「曲利防災会」の方々が独自の実践的な防災訓練を開催されました。羽島市防災コーディネーターのメンバーが対象だけあって非常に内容の濃い実践的な訓練をされています。詳しくは羽島須賀自主防災会のホームページをご覧ください。

羽島須賀自主防災会ホームページ
http://sukabosai.jimdo.com/活動記録/






2015年11月27日金曜日

心肺蘇生 新ガイドライン

 心臓や呼吸が止まった人に対して行う心肺蘇生の新たなガイドラインが専門学会などで作る団体から発表され、速やかに心臓マッサージを開始するよう求めています。
 このガイドラインは救急や循環器の関連学会などで作る「日本蘇生協議会」が最新の研究などをもとに5年ごとに改訂していて、このほど最新のものが発表されました。
最新のガイドラインでは、倒れて反応がない人を発見したら119番通報とAEDを持ってくることを付近の人に依頼し、心停止かどうか「分からない」場合でも心臓マッサージ=胸骨圧迫を開始するよう求めています。
 心臓マッサージは、胸が5センチほど沈むように圧迫し、1分間に100回から120回のテンポで押し続け、中断を最少限にすることが重要だとしています。
 そして、AEDが到着して電気ショックを与えるか、救急隊に引き継ぐまでは心臓マッサージを繰り返すよう求めています。
 ガイドラインの作成にあたった京都大学の石見拓教授は「心臓が止まった人に何もしないと、数分で脳や心臓に重い障害が出てしまう。
 心臓が動いている人の胸を押しても大きな影響はないので、速やかに心臓マッサージを行いAEDを使ってほしい」と話しています。
(11月27日NHKニュースより)










2015年11月25日水曜日

下呂市消防、ドローン配備 災害対策用、県内で初

岐阜新聞(2015/11/25)より

 災害時の行方不明者の捜索や情報収集などに役立てようと、岐阜県下呂市は小型無人機「ドローン」1機を市消防本部に配備した。市によると、災害対策用ドローンの導入は県内の自治体で初。
 市が購入したのはDJI(中国)製で、価格は約30万円。機体は全長59センチ、重さ1・28キロで、バッテリー1回の充電で15~20分の飛行が可能。付属のカメラで1200万画素の写真と高画質の4K動画が撮影でき、コントローラー側に取り付けたスマートフォンなどで撮影中の映像を確認しながら操作できる。
 同本部は、水難事故や山火事、御嶽山(岐阜、長野県)を含む山の事故が発生した際の捜索、災害現場の状況把握などに活用する予定。12月1日からの運用開始に向け、同本部中消防署員が操作訓練を行っている。
 大前眞澄消防長は「特に水難事故では河川中央部や人が近づけないがけ下などの捜索もでき、人命救助などに大いに役立つことを期待したい」としている。







2015年11月22日日曜日

はしま防災ワークショップ

 11月22日(日曜)の午前9時30分から羽島市福祉ふれあい会館に於いて『はしま防災ワークショップ』が開催されました。
 現在、羽島市の防災マップを新しく作り直す作業が進められていますが、新マップを作るに当たり市民の皆さんに直接身近な危険箇所などを提言して頂き、より具体性のある内容にするためのワークショップです。
 参加された皆さんによって熱心な議論がなされ、貴重な提言を数多くいただきました。今回のワークショップのご意見を参考に作成された羽島市の新しい防災マップが発表されることになります。

会場の羽島市福祉ふれあい会館
まず過去の災害を踏まえた防災マップの考え方を学習
テーブルごとに具体的な危険箇所などを話し合う
白地図に危険箇所を書き込んだ付箋を貼る

非常食のアルファ米を実際に作って試食
地震に強い建物を体験できる「紙ぶるる」を作るコーナー
避難所で使う「アレルギーバッジ」を手づくりするコーナー





2015年11月20日金曜日

全国初防災ラジオ無償貸与

瑞浪市は気象警報や市からの緊急の情報をすべての世帯に確実に届けようと、電波障害に強い防災ラジオを全国で初めて、全世帯に無償で貸し出すことになりました。

瑞浪市が貸し出すのは電波障害に強い周波数を使った防災ラジオで市役所でパソコンに文字を入力すると音声に変換され、受信します。
AMやFMラジオを聞いている時や電源が入っていない場合でも緊急情報が自動で流れるほか繰り返し聞けるよう、自動録音の機能もついています。
屋外に設置されている防災行政無線は雨などで聞き取りにくいことがあるためおよそ2億9000万円かけて、送信局を建設した上で1万3000個のラジオを購入し、20日から順次無償で全世帯に貸し出します。
この防災ラジオは神奈川県茅ヶ崎市や千葉県鴨川市などでも導入されていますが自治体が全世帯に無償で貸し出すのは全国で初めてだということです。
瑞浪市の加藤誠二まちづくり推進部長は「市として緊急情報のほかに防犯や火災など市民の身近な情報も放送していきたい」と話しています。 (NHKニュースより引用)

【防災ラジオの主な特徴】
  1. スイッチがオフの状態でも、自動的に起動し、「緊急情報」を放送する。
  2. 普段は、AM・FMラジオとして、利用できる(※放送局は、選局済み)。緊急放送時には、「割り込み放送」となる。
  3. 「聞き直し機能」があり、最後に配信された放送を、繰り返し聞ける。
  4. 国民保護情報・緊急地震速報などは、「大音量」と「赤ランプ」で、知らせる。


瑞浪局280MHz帯デジタル同報無線(地域情報配信システム)構成図




2015年11月18日水曜日

地域の防災訓練のお知らせ

 羽島市内で12月に行われる防災訓練をご紹介します。
 是非、ご参加ください。

  ・正木町三ツ柳区防災訓練
     日時:平成27年12月19日(土曜)午前9時30分~12時
     会場:三ツ柳区公民館
     内容:出前講座、炊き出し訓練

   ・小熊町内粟野区防災訓練
     日時:平成27年12月20日(日曜)午前9時30分~11時15分
     会場:内粟野区公民館
     内容:初期消火訓練、倒壊家屋からの救出訓練、炊き出し訓練

   ・岐阜県地震体験車リレーキャラバン
     日時:平成27年12月20日(日曜)午前9時~午後1時
     会場:竹鼻南コミュニティセンター
     内容:地震体験車による地震体験、餅つき・しめ縄作り




2015年11月16日月曜日

はしま防災ワークショップ

11月22日(日曜)に『はしま防災ワークショップ』が羽島市福祉ふれあい会館で開催されます。
各地の防災マップの作成の他、いろいろ防災に関する催し物が行われます。

■同時開催(参加無料です♪)
・ペットボトルと水と砂を使って液状化現象を学ぼう!
・自宅の危険を確認してみよう!
・非常食を作ってみよう!
・アレルギー表示バッジをつくろう!
・家の模型(紙ぶるる)を作って地震に強い建物を調べてみよう!

詳しくは市役所防災交通課まで。


はしま防災ワークショップ チラシ

また、羽島市では災害時の状況を伝える写真、映像をお持ちの方、また当時の被害や体験を手記で頂ける方を探しています。
写真などをお持ちの方、また手記を提供頂ける方(自薦他薦を問わず)は、下記までご連絡下さい。
詳しくは市役所防災交通課まで。


2015年11月8日日曜日

第3回上中町防災講演会

 11月8日(日曜)は朝から雨となり、午後になっても振り続けました。そんな足元の悪い中の講演会でしたが、会場の中島中学校体育館には100名以上の人々が集まりました。
 最初に防災研究会と上中町消防分団の紹介があり、服部会長がご挨拶させていただきました。
前半は大塚一芳氏による防災講座で、災害時に対する心構え、準備から、自分で出来る具体的な対策などを中心に講義を受けました。
 後半は消火用ホースの接続や取り回しなどを消防団の皆さんの指導で見学、学び、また避難所で使う簡易組み立てトイレの設営方法やパーティション設営方法などを防災研究会のメンバーの指導で学びました。
 約2時間の講座を終え、帰りに記念品として笛と非常食を頂いて帰りました。笛は地震などで建物に閉じ込められてしまった時に外に助けを求める際に非常に役立つツールです。肌身離さず持ち歩くバッグに入れておくか携帯電話などに付けておくといざという時役立ちます。

会場の中島中学校体育館
羽島市防災研究会と上中町消防団の皆さん
服部会長がご挨拶
防災講座講師の大塚一芳氏
後半は実技体験で簡易組み立てトイレを
実際には屋外に設置するのでテントで覆います
消防団の指導で消防用ホースの取り扱いを学ぶ
お子さんも興味津々で筒先を
避難所でのプライバシーを守るパーティション組み立て
皆さん興味深げに作りを確認
お疲れ様でした
記念品として配られた非常食と携帯用呼子笛




2015年11月1日日曜日

災害救援ボランティアセンター立ち上げ訓練

 平成27年11月1日(日曜)午前9時30分から羽島市防災ステーションに於いて「災害救援ボランティアセンター」の立ち上げ訓練が行われました。
 これは羽島市社会福祉協議会の羽島市福祉ボランティアセンターが羽島市防災研究会の他、各防災担当団体に呼び掛け、羽島市では初めてボランティアセンターの立ち上げの訓練を実施したものです。
 午前中は参加メンバーを2つのグループに分け、社協側が作成したマニュアルに沿って受け入れる側のスタッフと応募してきたボランティアとに扮してマニュアル通りにボランティアの受け入れ、被災現場への派遣がスムーズに出来るかを検証し合いました。
 受け入れスタッフの担当として、事前オリエンテーション、ボランティア受付け、(ニーズ受付)掲示係、マッチング、活動オリエンテーション、資材貸出・管理などの役割りを割り振り実際にボランティアに扮したグループを受け入れましたが、初回は各担当者の役割りが充分に理解出来ないままのシミュレーションとなり登録用紙の記入方法や掲示方法がうまく行かず混乱しました。そこでもう一度よくマニュアルとお互いの連携を確認し、2度目の実施ではかなりスムーズに進行することが出来ました。
 午後はマニュアルに載っていない想定外の事態にどう対処したら良いかをグループに分かれて討議しました。数多くの派遣要請がある中でどれを優先的に割り振るか、また外部からのボランティアを派遣先までどうやって迷うことなく送り届けるか、などインフラが被災して充分に利用できない状況の中でどう処理していくかなどを議論しました。
 自然災害はその規模や時間がどうなるかは具体的には想定しきれないので、ある程度基準となる被害想定はしますが、いずれにしてもその想定外のことは間違いなく起き得るのでそうした場合の対処法を充分に準備しておく必要があります。
 今回の訓練でその課題となる問題点がかなり炙り出され、より現実的なマニュアル作りに活かされることとなるでしょう。

会場の羽島市防災ステーション
30数名の防災関係者が集まりました
実際に担当ブースに分かれて体験
ボランティア依頼票の作成は重要
受付で登録用紙に記入してもらう
昼休みに発電機や組み立て式リヤカーなどの体験も

午後は想定外の事態への対処法を議論
グループごとの検討結果を発表