2015年10月23日金曜日

防災ガレージ

 大規模な災害時には道路インフラが破壊されて車での移動が困難となることが予測されることを踏まえて開発された「防災ガレージ」。東日本大震災の時、ガソリンスタンドに長蛇の列ができたことは記憶に新しいですが、防災用品を備蓄しながら災害が発生した時には、ガソリンに頼らずに状況確認や物資運搬などができる電動バイクを導入したのがポイントです。
 倉庫には停電時の非常用電源としてAC100VコンセントやUSBによる電力供給が可能な独自開発のソーラー蓄電システムが備わっており、また水や食料、毛布、工具などを備蓄することも出来る。
 同システムは単体で発電・蓄電・充電を行うため商用電源は必要なくこれだけで充電が出来、電動バイクは6時間の充電で約50㎞走行できる。
 電動バイクにより地域の巡回や救援物資の運搬で機動力を発揮できる。また、平時にも地域のパトロールなどに活用できるほか、除雪機や草刈機、車いすなどバイク以外の電動機器の充電もできる。
 開発した三英社製作所では「災害時への備え」として、まずは自治体や自治会などの組織を中心に導入を呼びかけていく方針だ。現在、販売網(代理店)の整備を進めながら、箱根町役場では実証試験も行っている。いまのところ販売価格は、蓄電システムと電動バイクもあわせて組立・設置費込みで200万円程度を想定している。防災ガレージに関する問い合わせは同社新事業・製品企画室/TEL03-3781-8708まで。

箱根町のさくら館で実証実験が行われている
電動バイクの他、水、非常食、毛布、工具などが備蓄されている
・ 三英社製作所 防災ガレージ