2016年3月28日月曜日

サイバー救助犬

毎日新聞(2016年3月28日)

 災害現場で行方不明者を捜索する災害救助犬にハイテク機器を取り付けた「サイバー救助犬」が28日、首相官邸で開かれた政府の総合科学技術・イノベーション会議で披露された。
     救助犬は東日本大震災で宮城県名取市などに派遣された10歳のゴン太。全地球測位システム(GPS)やカメラなどを搭載した重さ約1キロの犬用ベストを着用し、安倍晋三首相の近くに行儀良く座った。安倍首相は「動物と機械を組み合わせた珍しい取り組みだ」と話した。
     災害現場では、がれきに埋もれた生存者を一刻も早く捜すため、人間の1億倍も嗅覚が優れた災害救助犬の活用に注目が集まっている。

    サイバー救助犬のゴン太君

    首相官邸で安倍総理や島尻科技相と会う

     Youtube レスキューロボドッグ    実際の訓練の様子とゴン太の肩のカメラ動画