2019年12月1日日曜日

防災コーディネーター・フォローアップ研修会

 12月1日(日)午前10時から羽島市福祉ふれあい会館で「災害伝承10年プロジェクト」語り部である岩手県陸前高田市地域女性団体協議会、佐々木美代子氏をお招きし、「3・11あの時どんな対応を迫られたか(女性の視点で)」と題し、羽島市防災コーディネーターフォローアップ研修会(羽島市役所の主催)が開催され、約60名の参加者が熱心に受講しました。
 平成23年3月11日東日本大震災の発生当時、どのような行動をとったのかの情報をまとめられ、当時の写真を交えながら早期避難の重要性を語られました。 3月の東北の残寒厳しい中、激しく繰り返す余震。震災直後より日常生活に必要なすべてを流出・破壊で失い、鎮痛な被災者、声など出ない重苦しさの中、女性の視点が避難所生活の暮らしを明るく変化させた経緯をご自身の体験から紹介されました。
 最後に、組織運営について避難計画立案、予防・対策案、避難所運営の検討段階から、弱者と言われる方の参加や女性の参加の必要性を提案されました。(北出)

羽島市福祉ふれあい会館
会場の2階地域ふれあいスペース
講師の佐々木美代子氏
女性の視点の重要性を強調されました