2016年1月27日水曜日

福岡 大牟田 漏水相次ぎ全域で断水

地震や水害などの災害でなくても断水は起きています。皆さん「水の確保」の対策は出来ていますか?

NHKニュース(2016/01/26)より

福岡県大牟田市では、25日の厳しい冷え込みで水道管が破損するなどして水が漏れる被害が相次ぎ、26日午前0時から市内全域のおよそ5万5000世帯が断水しています。福岡県内ではほかにも、北九州市など6つの市と町で一時的なところも含め断水となっていて、各地で復旧を急いでいます。
大牟田市では25日の最低気温が氷点下7度2分と、平年を8度近く下回る記録的な寒さとなり、市によりますと、水道管が破損したとか、日中になって気温が上がり凍結がとけて水漏れしているといった連絡が900件余り相次ぎました。
市内各地で水が多量に漏れ出した結果、浄水場から送られてきた水をためる「配水池」の水位が急激に下がり、大牟田市は25日午後10時に市内南部への水の供給を停止したのに続いて、26日午前0時には市内全域で水の供給を停止しました。これによって、水道を契約している市内すべての世帯、およそ5万5000世帯が断水しています。
市では26日朝から、一部の地域で水の供給を再開する準備を順次始めたほか、市内の7つの公民館に自衛隊の給水車が回っています。大牟田市は配水池の水位を回復させるとともに、水漏れしている箇所を調べて対策を検討することにしていて、断水が完全に復旧する見通しは今のところ立っていないとしています。
一方、福岡県などによりますと、県内では大牟田市のほかにも北九州市八幡東区と戸畑区、それにみやま市など6つの市と町で、一時的なところも含め一部の世帯が断水していて、各地で復旧作業が行われています。


自衛隊の給水車から供給される水を受け取る地元住民