2016年1月29日金曜日

専門部会の活動が始まる

 1月29日(金曜)の午後7時から情報・防災庁舎で「防災講座」部会と「防災マップ・DIG普及」部会のメンバーが集まりました。

 2階では防災講座部会のメンバーが集まり「出前講座」を実際に受講し、これから研究会としてどのような形の防災に関する講座を構築していくかを議論しました。
 現在、羽島市が行っている出前講座は「地震編」と「水害編」があるのですが、この日はその両方を合わせて半分の時間で行ってもらいました。
 受講後、一般住民の方に如何に興味を持ってもらい講座に出向いてもらうかを検討。教科書的な知識だけでなく被災地の具体的な体験談を混じえて、もし自分の身近で起きたらどうするのかという危機感の共有をどう持たせるか。被災時に役立つ簡易炊飯器具作成などの実技を取り入れた講座の開発などを話し合いました。3月に再度集まって具体案を取りまとめていく予定です。




 1階の会議室では防災マップ・DIG普及部会が羽島市のハザードマップを元に、地域の具体的なハザードマップをどう作っていくかの勉強会を行いました。
 既に地域のハザードマップを作り上げている竹鼻南コミュニティセンターの実例を資料として取り上げ、避難所や井戸の場所だけでなく、色別標高図による浸水時の危険度を表わしたカラーのマップの作成過程や苦労話を聞きました。
 また、正木町新井区の自治会が子ども会の協力を得て作った新井地区のハザードマップを見て、地域の人々を巻き込んでハザードマップを作る意義などを話し合いました。
 「これがハザードマップです」と地図を配っても、興味のない人はそのまま紙ゴミとして捨ててしまうと言われる中で、如何に大切さを浸透させるのか。作成過程に自分も参加することにより、より興味を持ち、意義を理解してもらうことの大切さなどが議論されました。
 次回は平成28年度に新しく発表される羽島市ハザードマップがもうすぐ出来上がるので、8年前に作られた旧ハザードマップと見比べて羽島市全体のハザードマップと地域のハザードマップの作り方を検討していく予定です。




 まだ部会のメンバーに登録されていない方は是非ご希望の部会に登録されて一緒に活動していただけたらと思います。また、ひとつの部会だけでなく、どの活動に重複して参加してくださっても結構ですので、事務局にお気軽にご相談下さい。