2015年7月7日火曜日

ひまわり8号

七夕のきょうから新しい気象衛星『ひまわり8号』の運用がスタートしました。
昨年10月に打ち上げられたひまわり8号は、気象衛星としては世界で初めてのカラー撮影を実現しました。撮影画像の解像度は現行のひまわり7号と比べて2倍に向上し、これまでの白黒画像では雲と判別しにくかった黄砂や火山灰の噴煙などがはっきり識別できるようになりました。
スーパー台風の発生が心配されるこれからの時期、その性能を活かした防災情報が適宜速報されることを願います。

ひまわり8号のカラー画像(気象庁)
左がひまわり7号、右がひまわり8号の画像 桜島の噴煙がはっきり見える


なお、来年(2016年)にはひまわり9号が打ち上げられて、8号の後継機として2022年頃から運用される予定です。

参考サイト : 気象衛星センター